
講演者:佐々木 陽 氏
岩手県環境保健研究センター 上席専門研究員
岩手大学地域連携推進センター 客員教授
Key words バイオマス,炭化物,環境浄化,有害金属イオン,農業
講演内容
木質系素材を原料とした炭化物には、現代社会が問題とする様々な環境汚染を浄化する可能性があるといわれている。このことを背景に、市販活性炭と同等の環境浄化機能をもつ新規な炭化物の開発は、木炭大国である岩手にとってはもっとも身近で重要な研究課題といえる。当センターでは産学官の連携により、中国大陸で得られるコーンコブやコーンストークを原料としたバイオマス炭化物の研究開発を行ってきた。その結果、これら新規炭化物が高い環境浄化機能をもつことを見出し、さらに日本を含めたアジア地域の「農業」へも大きな影響を及ぼす可能性があるという知見を得た。